AIBIG TECH
2026-09-16 07:24

NVIDIAとSalesforce、CRM特化のAI推論モデル「Koa」を共同開発

NVIDIAとSalesforceは、NVIDIA Nemotron 3 Superを基盤にSalesforceの27年分のCRM知見を組み込んだ推論モデル『Koa』を発表。10月から顧客パイロットを開始し、2026年冬に米国で一般提供する。

何が起きた?

NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは2026年9月、Salesforceのイベント『Dreamforce』に登壇し、両社が共同開発したCRM特化の推論モデル『Koa』を発表した。KoaはNVIDIA Nemotron 3 Superを基盤に、Salesforceの27年分のCRMデータで追加学習されており、モデルの重みとデータの取り扱いはSalesforce側が管理し顧客データは学習に使用しないと説明されている。既に社内のSlackエージェントで稼働中で、10月からFormula 1やUChicago Medicineなどで顧客パイロットを開始し、2026年冬に米国で一般提供予定。

なぜ重要?

単なるイベント登壇ではなく、業務特化型の推論モデルをハードウェア/基盤モデル企業(NVIDIA)と業務アプリ企業(Salesforce)が共同開発するという事例。汎用LLMではなく業務ドメインに特化したモデルの実用化が進んでいることを示しており、他の業務ソフトウェア企業とのAIモデル提携競争が今後加速する可能性がある。

どこに効く?

想定される影響経路: AI、NASDAQ

ハク
ハクの見解

🎧 『エラーが3分の1に減った』という性能面のアピールより、次に見たいのは10月開始の顧客パイロット(Formula 1、UChicago Medicineなど)で実際にどんな業務が置き換わるか。SAPやMicrosoft(Dynamics)など競合の業務アプリ企業が同様のドメイン特化モデル戦略で追随するかも注目点。

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